無料Wi-Fiと引き換えに「第1子捧げます」、英実験で同意続々 [無料Wi-Fiサービス]
無料Wi-Fiと引き換えに「第1子捧げます」、英実験で同意続々
【9月30日 AFP】無料Wi-Fiサービスの利用と引き換えに
自分の第1子を手放すことに英国人が次々と
「同意」したとの実験結果が、29日に発表された。
公共のインターネット接続の危険性を浮き彫りにする結果だ。
実験は、英ロンドン(London)の国会議事堂に近い
金融街にあるカフェで行われた。無料Wi-Fiホットスポットに
接続した市民は、まず利用規約への同意を求められたが、
その中の「ヘロデ(Herod)条項」には
「利用者は、第1子を永久にわれわれの手にゆだねることに
同意しました」と書かれていた。
だが、実験が行われた短時間の間に6人が
この利用規約に「同意」したという。
この実験を行ったITセキュリティー会社
「Fセキュア(F-Secure)」は、「これはあくまで実験であるため、
子どもたちは親にお返しします」とコメント。
同社の報告書によると、実験の目的は
「人々が外出先でコンピューターのセキュリティーについて
まったく注意を払わない」ことを
浮き彫りとすることにあったという。
今回の研究で使用されたモバイルWi-Fiホットスポット端末は、
倫理的ハッキングを提供するドイツ企業「SySS」が開発。
ハンドバッグに入れて持ち運びできるほど小型で、
価格はおよそ200ユーロ(約2万7000円)だ。
実験では、わずか30分間で250台の端末が
ホットスポットに接続。うち一部は、
端末の設定により自動的に接続された。
同社は、接続した人が送信した電子メールの内容や、
送信者と受信者のアドレス、
送信者のパスワードの収集が可能だった。
欧州警察機構(ユーロポール、Europol)
欧州サイバー犯罪センター(European Cybercrime Centre)の
トップは同報告書の中で、
無料Wi-Fiを利用して個人情報を盗み出す手口は
実際に複数報告されていると述べている。(c)AFP
【9月30日 AFP】無料Wi-Fiサービスの利用と引き換えに
自分の第1子を手放すことに英国人が次々と
「同意」したとの実験結果が、29日に発表された。
公共のインターネット接続の危険性を浮き彫りにする結果だ。
実験は、英ロンドン(London)の国会議事堂に近い
金融街にあるカフェで行われた。無料Wi-Fiホットスポットに
接続した市民は、まず利用規約への同意を求められたが、
その中の「ヘロデ(Herod)条項」には
「利用者は、第1子を永久にわれわれの手にゆだねることに
同意しました」と書かれていた。
だが、実験が行われた短時間の間に6人が
この利用規約に「同意」したという。
この実験を行ったITセキュリティー会社
「Fセキュア(F-Secure)」は、「これはあくまで実験であるため、
子どもたちは親にお返しします」とコメント。
同社の報告書によると、実験の目的は
「人々が外出先でコンピューターのセキュリティーについて
まったく注意を払わない」ことを
浮き彫りとすることにあったという。
今回の研究で使用されたモバイルWi-Fiホットスポット端末は、
倫理的ハッキングを提供するドイツ企業「SySS」が開発。
ハンドバッグに入れて持ち運びできるほど小型で、
価格はおよそ200ユーロ(約2万7000円)だ。
実験では、わずか30分間で250台の端末が
ホットスポットに接続。うち一部は、
端末の設定により自動的に接続された。
同社は、接続した人が送信した電子メールの内容や、
送信者と受信者のアドレス、
送信者のパスワードの収集が可能だった。
欧州警察機構(ユーロポール、Europol)
欧州サイバー犯罪センター(European Cybercrime Centre)の
トップは同報告書の中で、
無料Wi-Fiを利用して個人情報を盗み出す手口は
実際に複数報告されていると述べている。(c)AFP
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